5月24日火曜日、今日から前期中間試験です。
中庭から試験中の各教室を見ると、緊張感がこちらにまで伝わってきます。
4日間、全力を尽くして試験に臨んでください。
毎年この時期には、卒業アルバムの個人写真の撮影が行われています。
私も遅ればせながら、今日、写真を撮影していただきました。
撮影を担当いただくのは、地元深谷のK写真館のKさんです。
Kさんとは、前職時代も含めて、かれこれ30年近いお付き合いをさせていただいています。
年令も一緒ということもあり、会えば気楽に話をする間柄です。
今日も写真を撮ってもらう時に、いろいろな話題で話をしました。
一番盛り上がったのは、マスクをした状態での写真撮影についてです。
職業柄、Kさんは様々な写真を撮影するそうです。
今回の様な個人の写真撮影から、修学旅行などの学校行事に同行することも少なくないそうです。
そうした中で、マスクを外しての写真撮影の難しさを教えてくれました。
個人写真でも集合写真でも、いざマスクを外して写真を撮るとなると、それはとても勇気がいることだというのです。
考えて見ればその通りです。
これだけ長い期間、マスクを着用しての生活が続くと、マスクを外して素顔を見せることは普通ではないことです。
それこそ着ているものを脱ぐことと同じ感覚になります。
そこには当然、抵抗感が生まれます。
せっかくの思い出のための写真撮影も、何だかあまり乗り気になれない感じでしょうか。
強制するのも本末転倒していますし、かといってマスク越しでは折角の笑顔が見えなくなってしまいます。
ウィズコロナやアフターコロナの生活について話題になることもありますが、こうした写真撮影ひとつとっても、今までの常識を変えていかないといけないことを改めて実感しました。
まして思春期真っ只中の中高生にとっては、外見はとても気になるところです。
今だからこその一枚は、後で見ると記念に残る一枚なのですが、なんとも難しいところです。
それでも、笑顔は何ものにも代え難いものです。
コロナ禍の暗い気持ちになる時期だからこそ、とっておきの笑顔で明るい気持ちになれればいいですね。
高校生限定の笑顔の一枚を、この時代の思い出として残しておくことも悪くはないですね。
新たな悩みを見つけた一日でした。