6月14日火曜日、昨日とは一転、朝から肌寒い予期となりました。
生徒と一緒に植え替えをした駅前花壇の花たちは、相変わらず元気がありません。
激しい雹(ひょう)を恨めしく思いながら、今朝も出勤しました。
今週は教育実習生の研究授業が続いています。
毎年実習生のほとんが本校の卒業生です。
今年も例年同様に付属の埼玉工業大学からの1名を除いて、全員が卒業生徒となっています。
高校時代とは見違えるほど立派な姿になった卒業生の姿を見るのは、何よりも嬉しく、何よりも心強いところです。
学校のある深谷はもちろん、私の地元の鴻巣でも時々卒業生に声をかけられることがあります。
マスクをして帽子を被り、私服を着ていても声をかけられることがあるのは、余程私のどこかが特徴的なのでしょうか!?
いずれにしても卒業した後も覚えていてくれて、声をかけてくれるのはとても嬉しいことです。
先日も卒業生との嬉しい再会がありました。
親しい友人と食事をしようとあるお店に入ったところ、そこで卒業生がアルバイトをしていたのです。
2年前に本校を卒業し、現在は大学2年生とのことでした。
在学中にも何度か話をしたことがある女生徒でした、当時からとても明るい印象を持っていました。
中でも記憶しているのは、大学の推薦入試を直前に控え緊張している様子を見た時に、声をかけてグータッチで励ましたことがありました。
そんな彼女の仕事ぶりですが、とても明るくハキハキとしていて、注文したこちらが元気になるほどの気持ちよさでした。
客商売だから当然なのかもしれませんが、お客であるこちらが不快に思うような対応をされてしまうことは、実は少なくありません。
それがアルバイトの店員さんともなると、案外多いのかもしれません。
そうした経験があるので、彼女の対応は実に気持ちのよいものでした。
一緒にいた友人からも、そのハツラツとした仕事ぶりをほめられ、私自身もとても誇らしい気持ちになりました。
こうした卒業生の姿を見る時こそ、教員冥利に尽きると感じる時です。
何も世間的に目立つような活躍などしていなくても、地道に日常生活の中で頑張っている姿こそ、本校での3年間であって欲しいと思います。
これからも変わらずに、今のままの仕事ぶりでいてくれることを願うと共に、ますますの成長を願うばかりです。
そんな気持ちのよい再会でした。
Kさん、これからも頑張ってね!
また、機会があればお店にお邪魔したいと思います。