6月17日金曜日、今週も残りわずかです。
今日は教育実習の合評会が行われました。
2週間または3週間にわたる教育実習も、今日が最終日です。
昨日、今日と全ての研究授業を見せていただきました。
限られた実習期間の中でしたが、実習生全員が謙虚に真摯に教育活動に臨んでくれました。
一人一人のコメントの中にも、大変さを乗り越えて得た充実感が語られていました。
毎年のことですが、教育実習生の姿を見ると、自分の原点に気づかせてくれます。
なぜ教員になったのか、どんな教員になりたいのか。
合評会では各教科担当の先生方とホームルーム担当の先生方から、実習期間中の講評の言葉が送られました。
いつの日か、同じ教員という立場で出会うことができれば何よりです。
自分自身の教育実習を振り返ると、お恥ずかしいことばかりだったと今では本当に恥ずかしく思っています。
母校の高校での実習でしたが、穴があったら入りたいほど失敗だらけの教育実習でした。
大学4年生の当時は、根拠のない自信だけはあり、ずいぶんと生意気な行動をとって周りの先生方にご迷惑をお掛けしました。
情熱と勢いだけで2週間を駆け抜けたため、私が担当させていただいた授業を修正するのが大変だったことと想像します。
を申し訳なく思っています。
今となっては何もできませんが、お世話になった先生方には感謝の言葉しかありません。
当時、ご指導いただいたT先生は、現在も再任用で母校の教壇に立たれていて、先日も久しぶりにお会いすることができました。
本校の運動部が全国大会に出場するときには、今でも必ず祝福のメールを頂戴します。
本当にありがたい限りです。
教育実習は私の原点です。
あの時の気持ちを忘れず、しっかりとしたブレない軸を持った教員で居続けなければと強く思いました。
実習生の皆さん、ご指導いただいた先生方、大変お疲れ様でした。