進路を決める。

6月18日土曜日、今日は土曜講座が行われています。

授業とは異なる講座を受講し、生徒たちに新たな刺激となることを期待しています。

昨日、3年生の女子生徒が進路相談に来ました。

高校入学当初から、目標としている職業を挙げ、そのための進路目標を定めていました。

国家資格が必要な職業であることから、特殊な専門学校か関係学部のある大学に進まなくてはなりません。

3年生になり、いよいよ自分の進路を具体的に決める段階になった時、今まで目標としてきた進路に自信がなくなってきたというのです。

よくある話だと思い、まずは話を聞くことにしました。

進路指導に関しては、本校では入学当初からガイダンスや説明会を行なっています。

担任との面談はもちろん、進路指導担当教員による全員面談なども行なっています。

彼女もそうした面談を何度か繰り返し、自身の希望進路を整理してきたに違いありません。

ご両親とも相談したけれども、まだ整理がつかないため、私のところを訪ねてきたとのことでした。

このような場合、実は自分の中では答えが出ているケースが少なくありません。

ただそれに気づいていないのか、あるいは気づこうとしないのか、答えが出せずにいる生徒を何人も見てきました。

そこで少しずつ、いろいろな質問をしてみました。

自分の中にあることを自分で導き出せるように、角度を変えながら、いろいろな質問をしてみました。

こんなときに役に立つのが「コーチング」です。

専門的に大学などで勉強したことはありませんが、以前からコーチングに関する数多くの本を読んできました。

「コーチ」は英語では「coach」と書きます。

coachには様々な意味がありますが、ここで言う「coach」とは「駅馬車」のことです。

すなわち「行きたい場所へ連れて行ってあげる」ことが「coach」の役割になります。

彼女が本当に行きたい場所へ導いてあげることを意識しながら、質問を続けました。

今まで勉強してきた知識や技術を総動員して、いろいろな質問をしてみました。

もともと目標としていた進路目標のこと。

将来本当にやりたいこと、やりたくないこと。

心配なこと、不安なこと。

お父様のこと、お母様のこと‥‥。

質問した後は、その答えが出てくるまで待ち、聞くときには積極的に聞くよう心がけました。

そんなやり取りをしばらく繰り返していくうちに、意外なことに興味を持っていることが分かってきました。

今度はそのことについて、同様に質問を繰り返しました。

最終的にはっきりとした具体的な進路目標が出てきたわけではありませんが、彼女にとってはその答えに辿り着くヒントは見つかったのではないかと思います。

高校卒業後の進路は、将来につながるとても大事な選択です。

できることであれば、その道に真っ直ぐ進めれば何よりです。

そのためには悩んで、考えて、自分で答えを出すしかありません。

私と話したことがその一助になれば何よりです。

大事な選択ですので、悔いのない選択をしてくれることを願っています。

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