6月29日水曜日、相変わらずの猛暑が今日も続きました。
冷房の効いた校長室に一日中いると、身体がダルくなってしまいます。
本当はクーラーがあまり好きではないのですが、そんなことを言っていられないほどの暑さになっています。
まだ6月、夏はこれから本番を迎えます。
熱中症対策を万全にして、毎日を過ごしていきましょう。
インターハイ県予選の最後を飾るのは、男女のバスケットボール部です。
今日はその準決勝と決勝の2試合が行われます。
決戦の舞台は越谷市総合体育館です。
クラブ関係者以外は応援禁止とのことで、学校から熱い声援を送りました。
男女揃っての優勝、インターハイ出場を目指して、まずは女子の準決勝が行われました。
準決勝の相手は、県立久喜高校です。
飯野監督も実力を認めるほどの好チーム相手に、苦戦が予想されましたが、53対34のスコアで勝利し、決勝へ駒を進めました。
続いては男子、こちらも難敵の昌平高校が相手でしたが、89対53で危なげなく決勝へ進出しました。
決勝はYouTubeでLIVE配信されていたので、パソコンの画面越しに応援をしました。
先に行われた女子の決勝の相手は、優勝候補の埼玉栄高校。
関東予選のリベンジを果たすべく、チーム一丸となって勝負に挑みました。
試合開始早々から一進一退の攻防が続き、第3ピリオド終了時点では56対56の同点でした。
勝負の最終ピリオド、何とか最後まで食らいついていきましたが、ゴールに嫌われるシュートが多く、なかなか得点できません。
逆に相手のシュートはゴールに吸い込まれることが多く、最終スコア60対68の僅差での悔しい敗戦となってしまいました。
それでも選手たちは本当によく頑張っていました。
チーム一丸となった熱いプレイをやり続け、飯野監督も「たくさん褒めてあげたい」と言うほどの堂々とした戦いぶりでした。
強敵を相手に、準優勝は見事な結果です。
選手の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
この悔しさを次のウィンターカップ予選にぶつけて欲しいと思います。
この経験は間違いなく財産になるはずです。
さらなる飛躍を願っています!
続いては、男子の決勝、こちらも対戦相手は埼玉栄高校となり、男女ともに同じ学校との対戦となりました。
試合は序盤から主導権を握り、相手に本来のプレイをさせません。
そのまま点差は広がり、最終的には86対60というスコアで快勝しました。
この結果、11年連続14回目の全国大会出場切符を手にしてくれました。
今回の優勝は偶然ではなく、必然だと私は思っています。
というのも、前日練習を見学したときにチームの進化を感じていたからです。
選手たちが実によく、お互いに声を掛け合い、コミュニケーションを取っている姿でした。
練習の合間合間、ときおり時間を取って言葉を交わし合い、対戦相手の対策に余念がありませんでした。
選手たちのそんな姿を見て、このチームはもっともっと強くなっていくだろうと確信を持ちました。
成田監督は「ようやくこういうチームができました」と話してくれました。
今回の優勝は、次なるステージへの過程でしかありません。
まだ見ぬ高いステージから、見たことのない景色を見せて欲しいと思います。
選手の皆さん、スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。
そして、保護者の皆様、優勝おめでとうございます!