卒業生からのメール②

7月14日木曜日、過ごしやすい気温ながら雨がちな一日になりました。

夏休みまで1週間となり、授業もあと一息です。

3年生にとっては今日が休み前の最終授業となりました。

新型コロナウイルスの感染者が、再び増加傾向に転じています。

残り一週間、なんとかこれ以上の感染拡大を抑えたいところです。

一人一人が当たり前の感染対策を徹底していきましょう。

昨日に続いて、先日いただいた卒業生からのメールを紹介します。

23年前、私が初めて担任したクラスの生徒であるK君から、突然メールが来ました。

 

「校長に就任していたのか⁉︎ ビックリしました。

 22、23年前にお世話になっておりましたKです。

 かとせん! 会いたいよ」

 

懐かしさに思わず目頭が熱くなりました。

もちろんしっかりとK君のことは覚えていますよ。

なんと言っても教員になって初めて担任した生徒のことは、忘れることができない古き良き思い出になっています。

あの頃は本当にがむしゃらで、毎日生徒たちと文字通り格闘していました。

手を焼いたこともたくさんありましたが、毎日が楽しくて、忙しくて、充実していました。

前後のクラスを含めて元気のいい男子生徒が揃っていたので、朝から晩まで動きっぱなしだった気がします。

それでも不思議と疲れは感じずに、一日があっという間に過ぎていった気がします。

最終学年は担任を離れてしまいましたが、その後もよく連絡をくれました。

社会に出てからも壁にぶつかるたびに電話をくれて、近況を聞かせてくれました。

苦しい思いをしていた時期もあったようですが、しっかりと自分の足で乗り越えていく姿は、連絡をもらうたびにたくましくなっているように感じました。

今回のメールは本当に久しぶりで、連絡をもらってとても嬉しかったです。

メールには続きがありました。

 

「良いブログ書いてますね。

 過去のブログから順に時間がある時に読んでます。

 私は自身に甘え、出世する事もなくただただ悪い意味で平穏に過ごしています。

 加藤さんが校長になり、そのブログを読むことで刺激になってます。

 自分ももう一度ワンランク上の立場(役職について)やれるように精進します」

 

精進します‥‥だなんて。

K君が一生懸命仕事に取り組んでいる様子が、私の目に浮かびます。

ある程度の期間を同じ場所で働いていると、行き詰まったり、目標を見失う時もあります。

それは私も全く一緒です。

その気持ちを切り替えることは、自分自身にしかできません。

私の気持ちを切り替えることは私にしかできません。

K君の気持ちを切り替えることはK君にしかできません。

私の書いた文章が、少しでもK君に勇気と元気を与えることができれば何よりです。

私もK君からのメールで気持ちの切り替えができました!

年令や立場は違えど、人生を一歩ずつ歩いているという意味では全く一緒です。

これからも壁や困難にぶつかることがあるでしょうが、同じようにもがいて立ち向かっている人間がいることを思い出して、お互いに頑張っていきましょう!

また再会できることを楽しみにしています!

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