7月17日日曜日、昨日の雨の名残が心配されましたが、時間が経つにつれて天気が回復する一日となりました。
昨日の試合が雨天順延となったため、今日は全国高校野球選手権埼玉大会の3回戦が行われました。
2回戦に続いて、熊谷公園球場での一戦となりました。
対戦相手は甲子園出場経験がある滑川総合高校です。
前戦でエースピッチャーが死球を受けましたが、雨天順延が回復のための恵みの雨となることを願っていました。
本校は後攻となりましたが、1回、2回と2点ずつ得点し幸先よい出足となりました。
このまま順調に進んでくれることを願っていましたが、勝負の神様はそんなに甘くはありませんでした。
4回に追加点を奪い5点を先取したものの、続く5回に3点を取られて5対3となりました。
そのまま最終9回へと突入しました。
継投策を駆使しながら、何とかこのまま逃げ切ってくれることを信じていましたが‥‥。
悔しいことに2点を返され、最終回に同点とされてしまいました(涙)。
試合を見ながら、マウンド上でピッチャーはどんな気持ちでいるのかを想像してみました。
マウンドから見る応援席は、どんな景色なのでしょうか。
たった一人で相手バッターに挑むその気持ちを考えると、こちらがガチガチに緊張してしまいます。
その上、追い上げられている状況では、投げているピッチャーの心理はとても苦しいことでしょう。
その緊張感と言えば、何ものにも変えることができないでしょう。
私には本格的に野球をやった経験がないので、想像することもできませんが、堂々と投球を続ける姿には敬意を表するばかりです。
最終回には得点を奪えずに、勝負は延長戦に突入しました。
そして、その結果は。
最終的に5対6で、本校は3回戦での敗退となってしまいました(涙)
3年生にとっては、今日で高校野球は終了となります。
子どもの頃から野球に触れてきた選手が多いはずですが、これでひと区切りとなる選手も少なくないことと思います。
選手の皆さん、保護者の皆さん、大変お疲れ様でした。
悲願の甲子園出場の夢は、後輩たちに託すことになります。
今日の日のこの景色を目に焼け付けて、これから野球に向き合って欲しいと思います。
クラブのモットーである「凡事徹底」を実践し、来年の夏、再びこの場所でのリベンジを期待しています。
私の父(84才)は毎試合、野球部の応援に来ることを何よりも楽しみにしています。
父のような多くの正智ファンのためにも、一回りも二回りも大きくなった姿を来夏見せて下さい。
そしていつの日か、悲願が達成されることを心より願っています。