8月21日日曜日、今日は第2回目のオープンスクールが行われました。
7月の第1回と同様、感染防止対策としてインターネットによる事前申し込みの定員制での開催となりました。
感染状況が者数が心配される中ではありましたが、実際に本校を見ていただく貴重な機会でしたので予定通りの開催となりました。
大変多くの方にお申し込みいただいたために、午前と午後の2部制にて1,100名を超える受験生と保護者の皆さんにお越しいただきました。
受験生にとっては、いよいよ第一志望を絞り込む大切な時期になってきました。
パンフレットやホームページでは分からない学校の魅力を知るためには、実際にその学校に足を運んでいただくのが一番です。
そうすることで校舎や施設を見ることはもちろん、案内や説明をする教員や生徒たちの姿を通じて、なんとなくその学校の「雰囲気」が感じられるものです。
その「雰囲気」や「空気感」を感じることが、学校選択においてはとても重要だと考えています。
進学実績やクラブの実績、制服や施設設備など、重視するポイントはたくさんあります。
それでも最後は3年間通う高校ですから、その学校の雰囲気が「なんとなく自分に合う」ということが感じられるのではないでしょうか。
今日お越しいただいた皆さんにも、本校のそうした雰囲気、空気感が伝われば何よりです。
そうした生徒たちの様子を伝えるために、今年のオープンスクールでは例年と趣向を変えた取り組みをしています。
それは全体会で「学校説明」をする場面です。
これまでは、校長である私がご挨拶を含めて学校の説明を行ってきました。
毎回の学校説明では、できるだけの気持ちと思いを込めて本校の魅力を伝えてきたつもりです。
ただし、如何せん教員の目を通しての学校説明なので、ある部分では偏ってしまうことは否めませんでした。
そのため今回からは私と生徒とのトーク形式で説明をすることにしました。
生徒の代表は生徒会長の宮前くん(2年)です。
事前の打ち合わせは簡単にして、本番で彼の本音を引き出すことを意識しました。
宮前くん自身の高校受験の体験談を中心に、今の学校生活や将来の夢などを語ってもらいました。
「うまく話せずにすいませんでした(涙)」
終了後、宮前くんの第一声は謝罪の言葉でしたが、とんでもない!
受験生にとっては、身近な話が聞けてとても参考になったはずです。
「来年、正智で待ってます!」
この言葉がどれだけ受験生に響いたことでしょうか。
宮前くん、ご協力ありがとうございました。
今回参加いただいた皆さんとのご縁が、ますます広がることを切に願っています。