9月11日日曜日、あのアメリカ同時多発テロ事件から21年が経ちました。
テロによりお亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りすると共に、世界中に平和な日々が訪れることを強く願っています。
ロシアによるウクライナ侵攻の終息も全く見えない中ですが、改めてその思いを強くしているところです。
さて、今日は葵祭2日目です。
在校生の保護者、受験生およびその保護者の方に限定した公開となりましたが、多くの皆様にご来校いただきました。
やはり皆さんと直接お会いして、一言でもお話ができることは何よりですね。
ご来校いただいた皆さん、お忙しい中お越しいただき有難うございました。
昨日に続いて、各クラスの展示やイベントを見て回りましたが、生徒たちの笑顔が本当に印象に残りました。
中には展示物が仕上がらずに悔しい思いをしたクラスもあれば、閉会ギリギリになって稼働したクラスもありました。
それでも、クラスが一丸となって何かを作り上げようとするその姿勢が大事なのです。
上手くいかなかったからと言って、それは「失敗」ではありません。
それは「経験」なのです。
何かに挑戦したというその経験は、何をするにしても必ずや生きてくるはずです。
挑戦したという事実は、その大小に関わりなく、経験値として生徒たちの中に残っていくはずです。
数々の趣向を凝らした展示やイベントの中でも、多くの来場者の皆さんが立ち寄っていたコーナーがありました。
宗教の授業を担当いただいている非常勤講師の塚本先生の展示コーナーです。
今年本校が開校70周年を迎えることに合わせて、「開校70周年記念展」と題して様々な資料を展示していただきました。
本校の卒業生でもある塚本先生ですが、本業は長野県坂城町のお寺の住職でいらっしゃいます。
また、本校の第28代生徒会長を務められたこともあり、本校の歴史の一端を知る人物でもあります。
埼玉工業大学の40周年記念誌に携わったご経験もあり、その際に収集した資料も含めて、今回の記念展にご提供いただきました。
歴史を感じさせる写真や当時の教科書、歴代の学校案内パンフレットなど、普段は見ることができない資料を多くの方が食い入るように見ていました。
私も本校の勤務が25年目になりますが、本校の長い歴史を改めて振り返ることができました。
塚本先生、貴重な資料を有難うございました。
今年の文化祭もコロナ禍の中での開催となりましたが、なんとか無事に終えることが出来ました。
制限の多い状況にも関わらず今日まで頑張ってくれた生徒たちに、そしてそれを見守っていただいた先生方に、そしてご来校いただいた多くの皆様に、心より感謝申し上げます。
来年こそは制限のない中で、思いっきり楽しめるような葵祭になることを願っています。
皆さん本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました!