9月14日水曜日、今日は夏の暑さが戻ってきたような一日になりました。
名古屋市内では複数の中学校で、熱中症による救急搬送が相次いだそうです。
暑さが残っているうちは、定期的な水分補給が大切ですね。
校長室にはカレンダーや予定表をはじめ、様々な壁にかけられています。
その一つに詩人の相田みつをさんの日めくりカレンダーがかけられています。
日々違う言葉が筆で書かれていて、毎日めくるのを楽しみにしています。
私の座右の銘は、相田さんの「しあわせは いつも じぶんのこころが きめる」という言葉です。
カレンダーにこの言葉は入っていませんが、一日ごとに意味のある奥の深い言葉が書かれています。
今日14日の言葉は、こんな言葉でした。
「やるんじゃなくて やらせていただく」
頭を思いっきりぶん殴られた気分になりました。
毎日毎日、仕事を「やっている」気持ちでいましたが、「やらせていただいている」という気持ちが全く欠けていました。
元気に仕事ができることは本当に有難いことで、それが当たり前になってしまっていることに改めて気付かされました。
「やらせていただいている」と思えば、謙虚な気持ちになります。
前向きに取り組もうという気持ちになります。
そして、感謝の気持ちでいっぱいになります。
こうした大事なことを見失っていました。
仕事の大変さや不満ばかりが募り、やる気を失くしそうになった時こそ、このことを思い出さなければいけません。
今この瞬間に普通に仕事ができていることは、たくさんの奇跡が重なってできているのかもしれません。
健康で日常生活を送れていること自体が、そもそも奇跡に近いことなのかもしれません。
一日一日の繰り返しは決して当たり前ではないことを、しっかりと自覚していなくてはいけないのです。
今ここに居られることへの感謝の気持ちを忘れず、これからも「やらせていただく」仕事に一生懸命取り組んでいきたいと思います。