9月21日水曜日、今日は長袖シャツにスーツの上着を着て、出勤しました。
秋の気配が刻一刻と近づいていることを体感しています。
二期制を取っている本校では、まもなく前期が終了となります。
来週は体育祭が予定されているので、よい天気となることを祈っています。
毎日のように何人かの生徒が校長室を訪ねてきてくれますが、先日は一年生のYさんが顔を見せてくれました。
先天的な病気を抱えているYさんは、中学時代にお休みが重なっていました。
それでも本校への入学を強く希望してくれて、入学試験に向けて大変な努力をしていたそうです。
その結果、見事に本校に入学してきてくれました。
時おり体調を崩してお休みすることはありますが、いつも元気に挨拶をしてくれるとても気持ちの優しい生徒です。
マスク越しでも分かるほどの笑顔で、毎日楽しそうに学校生活を送っています。
写真が趣味だと聞いていたので、撮った写真を見せて欲しいと以前からお願いしていたところ、先日お気に入りの写真を持ってきてくれました。
色とりどりの花々や景色、生き物や昆虫などを繊細なタッチで撮影していて、とても高校生とは思えないような写真ばかりです。
Yさんの性格そのままに、優しい視点で被写体をとらえている様子が目に浮かびます。
たくさん持ってきてくれた写真の中から、私のお気に入りの5枚を選んでみました。
どの写真からも生き生きとした生命力が伝わってきます。
そこにはYさんの思いが込められているのでしょう。
写真の中から、何だか息遣いが聞こえてきそうです。
これからもYさんにしか撮れない写真を撮り続けてほしいと思います。
そしてたまには、私にも見せに来てほしいと思います。
ここのところ凹みがちな気分が続いていましたが、元気になる清涼剤をいただきました。
Yさんから元気を貰いました!
Yさん、ありがとう!