9月30日金曜日、今日は前期の終業式です。
朝から爽やかな秋晴れの天気となり、気持ちのよい区切りの一日になりました。
早いもので今年度が始まって6ヶ月が過ぎました。
光陰矢のごとし。
こうして時間はあっという間に過ぎていくのでしょうね。
通常は体育館で行なっている前期終業式ですが、感染防止対策として全校放送での式となりました。
全校生徒の顔を直接見ながら話をするのは、もう少し我慢しないといけないようです(涙)
マイク越しではありましたが、前期の振り返りと後期に向けての切り替えについて、話をさせてもらいました。
前期の学校生活を振り返った時に、「やらなければよかったという後悔」と「やればよかったという後悔」では、どちらの後悔の方が多かったでしょうか。
「やらなければよかったという後悔」は、「やった」という結果が残ります。
その結果がたとえ失敗であったとしても、「やった」ことによって得たものが必ずあるはずです。
それは「失敗」ではなく、「経験」であり、その「経験」が次に何かをやろうとするときの「経験値」になるはずです。
それに対して、「やればよかったという後悔」は、何も行動を起こさなかったということであり、何かを「経験」したという結果も残りません。
同じ後悔をするならば、何も残らない後悔ではなく、「経験値が残るような後悔」をして欲しい。
後期に向けて、こうした「経験値」を積み上げていって欲しい、ということを伝えました。
しばしの短い秋休みを挟み、週明けには後期が始まります。
またたくさんの笑顔に会えることを楽しみにしています。
夕方、ふと中庭を見ると、ほのかな甘い香りがしてきました。
70周年を記念して天然芝を敷き詰めた中庭の周囲には、キンモクセイの花が植えられています。
そのキンモクセイの花が咲き始めていました。
あのオレンジ色で可愛らしい花と、甘く芳醇な香りが楽しめる季節になってきました。
秋は確実に近づいてきているのですね。
部活が終わった女子生徒が、芝生に出て楽しそうにおしゃべりをしていました。
昼休みにこの芝生の上で、生徒たちがお弁当を食べている姿を見るのが、今から楽しみです。
生徒の皆さん、先生方、前期の授業大変お疲れ様でした。