10月5日水曜日、今日から後期の授業が始まりました。
始業式は今回も全校放送で行いました。
「元気があれば何でもできる!」と故アントニオ猪木さんの言葉を引用し、こんな時だからこそ「元気」を忘れずに毎日を過ごしていこうと生徒たちに伝えました。
昼休みには、以前から取り組みを進めていた高大連携・産学連携プロジェクトのイベントが行われました。
本校バスケットボール部と日本薬科大学、深谷の老舗漢方薬局の大慶堂さんとがコラボレーションして、薬膳メニューを開発しようというプロジェクトです。
薬膳とは、中医学の考え方に沿って体調に合わせて組み立てられた料理です。
「薬食同源」という考え方に基づき、四季折々の旬お食材を取り入れ、体の不調を整える効能が期待されています。
今回は、三者が協働して生徒や学生のアイデアを参考に、練習後のリカバリー効果を期待した「温活薬膳スープ」を開発しました。
夏休み前から始まった当プロジェクトでは、普段飲むことのない薬膳スープを男子バスケットボール部員が試飲し、味をリサーチしました。
独特の薬膳のクセの強さをどのように消すのか、如何にして飲みやすいスープに味付けするのか。
大慶堂さんによる試行錯誤が続き、ようやく今日、商品としてお披露目されることとなりました。
さらに、単なる商品開発だけではなく、本校バスケットボール部OBでBリーグ埼玉ブロンコスで活躍中の波田智也選手への応援企画でもあります。
波田選手は昨年の大ケガから復帰し、開幕戦でも大活躍しました。
そんな波田選手のパフォーマンスを高めるための応援商品でもあります。
今日は完成したばかりの「温活薬膳スープ」を波田選手へ贈呈するイベント開催となりました。
今風のおしゃれなパッケージに包まれた薬膳スープが、キャプテンのルーニー慧くん(3年)から波田選手へ手渡されました。
その後、波田選手から熱いメッセージが生徒たちに贈られました。
度重なるケガを乗り越えた背景には、応援しているたくさんの人たちがいることを忘れない。
そのためには自分を信じて毎日一生懸命プレイすることだ、とのコメントを生徒たちは目を輝かせて聞いていました。
最後の試飲会では高校生らしいコメント(!)も聞かれましたが、そこは愛嬌。
みんなとても美味しく(!)飲みきっていました(笑)
ウィンターカップ予選を控えた生徒たちには、心と身体に向けて熱い応援メッセージとなりました。
このような貴重なコラボレーションの機会をいただきました日本薬科大学さん、大慶堂さん心より感謝申し上げます。
波田選手、今シーズンの活躍をお祈りしています!