10月10日月曜日、今日は「スポーツの日」です。
まだまだ「体育の日」と呼ぶ方が馴染みがありますが、身体を動かすのに絶好の「スポーツの秋」の到来です。
祝日となった今日は、特別進学系希望者向けの説明会と個別相談会が行われました。
感染防止対策として人数を制限し、午前と午後の4部制で行いました。
特進クラスを希望する生徒の皆さんは、将来の目標を明確に持っている人が多かった印象です。
特進クラスに在籍している生徒のトークコーナーでは、リアルな学校生活の様子を知っていただくことができました。
その後の個別相談会でも、熱心に相談する受験生の姿があちこちで見られました。
高い目標を掲げる特進クラスで、ぜひとも一緒に夢を実現させましょう。
午後の説明会での挨拶を終えてから、熊谷公園ラグビー場へ急いで移動しました。
ラグビー部の全国大会県予選の3回戦を応援するためです。
3回戦とは言え、今日の対戦相手は深谷高校です。
同じ市内にある全国大会常連の強豪校と、3回戦で当たってしまうのはなんとも不運なことです。
今大会の正念場ともいえる試合に向けて、選手たちの気持ちも大いに高ぶっていました。
前半の途中からの応援となりましたが、前半は一進一退の攻防が続きました。
後半に入ると本校のつまらないミスも重なり、次々とトライを献上し、みるみる点差が開いてしまいました。
一時は3トライ差まで広がり、万事休すと思われましたが、選手たちは全くあきらめていませんでした。
プレイの合間にはお互いに声を掛け合い、劣勢にも全く結わきになっているところがありませんでした。
そうやってあきらめずに粘り強くプレイしていると、勝負の神様も微笑んでくれるものです。
チャージが決まったり、フォワードの突破もあり、ラスト1分で2点差まで詰め寄りました。
あと5分あれば何とかなるかも‥‥との思いも空しく試合終了のホイッスルが鳴り響きました。
後半は深谷高校を上回る得点を上げましたが、最終スコアは33対35での敗戦となりました(涙)
それでも最後の最後まであきらめず、ボールを追い続ける姿はとても素晴らしかったです!
泣きじゃくり、グランドに突っ伏す選手たちの姿を見ていると、こちらも胸が苦しくなりました。
試合終了後のグランドで円陣を組む姿は、痛々しさもありながら、どこか爽やかで神々しささえ感じました。
春の関東予選での敗戦を思うと、よくぞここまでのチームになったととても誇らしい気持ちになりました。
全国大会準優勝といった過去の経歴を持つラグビー部としては、2年連続でベスト8を逃すことは屈辱以外の何ものでもありません。
しかしながら、昨年の監督交代から始まった新体制の中で、よくぞここまでのチームにまとめてくれました。
菅原監督と望月キャプテンには、感謝の想いしかありません。
本当にお疲れ様でした。
ただし、このままで終るわけにはいきません。
3年生が残してくれた今日の戦う姿が、これからのチームの糧になっていくはずです。
負けた悔しさはもちろんですが、最後まであきらめない気持ちの強さを今後も継続していってください。
そしていつの日かまた、花園に連れていってくれることを祈っています。
選手の皆さん、保護者の皆様、そしてスタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。
そしてありがとうございました!