10月31日月曜日、朝から秋晴れの気持ちのよい一日となりました。
今日で10月も終わり、明日から新しい月が始まります。
そろそろ今年のエンディングも見えてきました。
日ごとに深まる寒さに負けずに、元気よく行きましょう!
韓国では痛ましい事故で発生してしまいました。
お亡くなりになった皆さんのご冥福をお祈り致します。合掌。
今日、明日と特進クラスの3年生は、共通テスト模試に挑んでいます。
今の実力を測るための模擬試験は、現在の実力を知る上で大切なバロメーターです。
結果に一喜一憂せずに、現在の立ち位置を知ることで志望校実現の指針として欲しいと思います。
高校受験を控えた中学3年生にとっては、学校説明会や個別相談会が佳境に入ってきます。
本校でも昨日は学校見学会と個別相談会が実施され、多くの中学生が相談に来てくれました。
入試の目安基準と比較した上で、合格の可能性を探るための個別相談会は、私たちにとっても緊張する出会いの場です。
中学生や保護者の皆さんの表情も、8月、9月とは異なり緊張感が私たちにも伝わってきます。
最近は直接個別相談する機会はかなり減ってしまいましたが、以前はかなり多くの受験生と個別相談をしてきました。
その際に私が意識していたことが一つあります。
面談をするご家庭では、誰が受験の主導権を握っているのかを探ることでした。
そのために、書類を記入してもらう時にある方法を試していました。
それは、書類を記載する際に、あえて受験生の前に書類とペンを置いて記入を促すことでした。
すると見事に3パターンに分かれるのです。
①受験生が、自分で書類を記入する。
②受験生が、保護者にそっと渡して保護者が記入する。
③受験生に渡したのに、脇から保護者が取って保護者が記入する。
たかが氏名とを書類に記入するだけの作業ですが、これが見事に3パターンに分かれるのです。
その様子を見ながら、このご家庭での進路の主導権をどなたが持っているのかを知ることができました。
①自分で書類を記入する生徒は、概ね積極的で、自分で進路を決める生徒が多いように感じました。
②生徒が保護者にそっと渡すようなご家庭は、進路決定の主導権は保護者が握っていて、お子さんもそれを尊重しているご家庭が多いように感じました。
③脇から保護者が奪い取ってしまうようなご家庭は、明らかに保護者主導で進路が決定していくご家庭が多いように感じました。
本来は①のように、自分の進路は自分で決めるべきだと思います。
そうすることによって当事者意識が高まり、受験勉強を継続するためのモチベーションになっていくのです。
その結果、「行きたい高校」が「行ける高校」に変わっていくのです。
今後も多くの方に個別相談に来ていただきますが、受験生自身が自らの意志で本校を選んでくれることを期待しています。
そして願わくば、来春、本校で高校生活をスタートさせてくれることを願っています。
頑張れ受験生!
自らの夢を実現させましょう!