11月3日木曜日、今日は「文化の日」です。
気になったので「文化の日」について、改めて調べてみました。
「文化の日」は1946年(昭和21年)11月3日の日本国憲法公布を記念して制定されました。
国民の祝日に関する法律によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として制定されたそうです。
また、この日は「晴れの特異日」とも言われています。
「特異日」とは過去数十年の天気の結果から、特定の天気が現われる割合がその前後の日と比べて多かった日のことを言うそうです。
「晴れの特異日」と言われているように、今日は朝から秋晴れの気持ちのよい一日となりました。
唐突に話題が変わってしまいますが、先日、本屋さんでこんな本を見つけました。
タレントの所ジョージさんの語録をまとめた「トコロ辞典」というタイトルの本です。
実は私は所さんの生き方や考え方が大好きなのです!
飄々とした立ち居振る舞いももちろんですが、なんとも力を抜いた生き方からは、人生を心から楽しむ姿がにじみ出ています。
テレビ番組などにも多数出演されているため、時間があるときには視ることもあります。
レギュラー番組を欠かさず視るほどではファンという程ではありませんが、そのライフスタイルにはある種の憧れを持っています。
そんな所さんの語録をまとめた本に出会ったので、思わず購入してしまいました。
所さんが雑誌に連載していたものを再編集した内容とのことでしたが、これがまた何とも奥が深く、味わいのある内容となっていました。
辞典というだけあって、五十音順に、ある言葉についての所さん流の解釈がまとめられていました。
その中で「個性」について、こんな解釈が書かれていました。
「個性」
みんなと同じベースがあって、その先に輝いているモノ。自分なりに考えることができるようになること。
他人と違うことをやるのが個性では無く、他人と同じ事をやった結果、にじみ出てくる色合いの違いが個性である。
その例として、次のような文が添えられていました。
「パンクだからってモヒカンじゃない」
(中略)
例えば、俺はパンクだからと鋲の付いた革ジャンを素肌に着て、モヒカンでピアスをたくさんつける‥‥。本当のパンクは、古い考え方とか体制を変えていく表現や生き方する人たちでしょう?何十年も前から変わらないパンクファッションをして悦に入っている。って、それはまるで実質が伴っていない。単なる他人と違う人ですよアピールに過ぎない。
私がぱんくだなぁと思うのは、その人の主張や生き方に実質が伴っていて、凄い存在感がある人のこと。何を着ているかではないのです。本人は全く意識していないけど、その人柄から滲み出るもの。それが個性となるのです。
「個性」について、とても深いものを教えられた気がしました。
個性とは、人柄から滲み出るもの‥‥。
私もそのような「個性」を持った人間になりたいものです。
また機会があれば、お気に入りの「トコロ語録」をご紹介したいと思います。
文化の日に、考えさせられた一日になりました。