令和5年1月1日(日)、新しい一年は快晴の空と共に始まりました。
雲ひとつない青空を見上げていると、新たに始まる日々が明るい光に満ちあふれていることを予感させます。
改めまして、皆さん、明けましておめでとうございます。
コロナ禍の影響はまだまだ世の中に残り、国と国との争いは収まる様相も見せず、足元を見ると決して明るい話題ばかりではありませんが、新年をこうして無事に迎えられていることをとても幸せに思います。
年度進行の学校においては、一年の切り替えは4月という感覚が強いのですが、それでも1月1日は大きな節目の一日になります。
「一年の計は元旦にあり」
子どもの頃、両親からよく聞かされた言葉です。
この言葉は「一年の計画は元旦に立てるのがよい。物事は、最初が肝心である」というたとえとしてよく使われる言葉です。
英語で言い換えると、
「New year’s day is the key of the year.」=「元旦は一年の鍵である」
正に今日という日が、今年一年の志を立てるためにはベストの日であると感じました。
そこで私が立てた目標は「原点回帰」です。
つまり、教員を志したときの「初心にかえる」ことを今年一年間の目標として掲げたいと思います。
今から25年前、私は一般企業から転職して教員として働き始めました。
あの時の純粋な気持ちをもう一度思いだし、今後の教育活動に当たっていきたいと思います。
無我夢中で走り回っていたあの頃と全く同じことはできませんが、ひとり一人の生徒に本気で向き合っていく気持ちは、校長という立場でも示すことができるはずです。
当時と立場は大きく変わってしまいましたが、私自身の心意気や思いが変わってしまってはいけないはずです。
そのことを「原点回帰」という言葉に込めて、今年は自分自身と向き合っていきたいと思います。
そして、本校に関係する皆さんと一緒に明るい未来に踏み出していきたいと思います。
引き続き皆さんのご理解とご協力を宜しくお願い致します。
令和5年が皆さんにとって、最高の一年となることを心よりお祈りしています。