1月5日(木)、まだ冬休み中ではありますが、今日が初仕事となりました。
年末年始の休業日中は心身ともにリフレッシュすることができました。
コロナ禍もあり、大勢で集まって新年を祝うことはできませんでしたが、みんな元気に新しい年を迎えることができました。
この休業日中はスポーツ三昧の毎日でした。
年末のボクシングから始まり、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝、高校ラグビー、高校サッカー、高校バレー、ライスボウルにプロレス(?)と年代ジャンルを問わず、片っ端から応援していました。
スポーツには人の心を動かす=感動させるものがありますね。
勝者も敗者も関係なく、そこに至るまでのドラマやストーリーを思うと、他人事とは思えず気づくと目頭が熱くなってしまう時もありました。
これが本校の生徒ともなると尚更です。
この冬休み中には男子バスケットボール部がウィンターカップに出場し、死力を尽くして戦ってくれました。
また、女子卓球部が関東大会団体戦で3位入賞し、全国選抜大会出場を決めてくれました。
ゴルフ部は個人戦で関東大会に出場しました。
全てが満足のいく結果ではなかったかもしれませんが、出場された選手の皆さん、応援の部員の皆さん、大変お疲れ様でした。
そして、応援の保護者の皆様、ご声援ならびにご支援ありがとうございました。
今年も本校の頑張っている生徒たちへの応援をよろしくお願いします!
この休み中に、とても嬉しいメールが学校宛のメールボックスに届いていました。
以下に抜粋してご紹介します。
2022年の秋、少し肌寒くなってきた季節だったかと思います。
0歳の子供を抱っこしながら歩道を歩いていたところ、風で帽子が落ちてしまいました。
子供がかぶっていたクマの帽子でした。
子供を抱っこした状態でかがむことも、しゃがむこともできず、困ってしまいその場に立ちすくんでしまいました。
そこへ後ろから自転車で来た女の子が、自分の自転車を止めてサッと帽子を拾ってくれました。
そして、子供の年齢など少し会話をして、またお会いできると良いですねと言い、自転車で去って行きました。
カバンに高校名が記載されておりましたので、こちらの生徒様だということは分かりました。
子育ては楽しさもあれば、時々社会から切り離されたような孤独感も感じます。
ただ帽子を拾ってくださったことでも、私にとっては救われた出来事でした。
優しさ、思いやり、行動力に長けた方かと思います。
本当にありがとうございました。
寒さも強まってまいりました。
体調を崩さぬようにお過ごしください。
またどこかで出会えるといいですね。
このような内容のメールでした。
このメールを拝見して、こうした行動が取れた本校の生徒を本当に誇りに思います。
勉強やスポーツといった対外的な成績による評価もちろん大切ですが、それ以上に「ひととして」このような行動が取れることはとても大切なことです。
いわゆる「EQ=心の知能指数」が高いことの表れなのだと思いますす。
AI(人工知能)が人間以上に進化し、世の中の多くのことがデジタル化しつつある現代社会だからこそ、これからの未来は「EQ」が重要になってくるはずだと私は思います。
今回頂戴したメールを読んで、本校では今後も豊かな心を醸成する教育を続けていかなければと強く感じました。
ご連絡をいただいた方に改めて御礼申し上げます。
そして、コロナ禍での子育ては大変なことと思いますが、これから未来の日本を創っていく元気なお子さんを育ててください。
またどこかでお会いできることをお祈りしています。