3月31日(金)
今年は桜の開花が例年より早く、唐沢堀の桜並木も満開を迎えています。
三寒四温の言葉通り朝晩の気温差が大きい日もありましたが、もう少しだけ桜の花を楽しめそうです。
一ヶ月以上も本ブログの更新が滞ってしまいました。
更新を楽しみにしていた皆様には、ご心配をお掛けしてしまい大変申し訳ありませんでした(涙)
令和4年度も間もなく終わりを迎えようとしています。
今年度の終わりと同時に、私の校長の任期が満了となります。
平成28年4月の校長就任以来、これまで7年間、多くの皆様に支えられ、ここまで教育活動に当たってきました。
SHIP(シップ)=「ShochiーFukaya Highschool Innovation Plan/正智深谷高等学校イノベーション計画」を掲げ、多くの新しい取り組みに取り組んできました。
iPad(タブレット端末)の採用、GCAT(探求型修学旅行)の導入、TAC(トップアスリートクラブ)の活性化など、私自身の教育理念に基づいて様々な取り組みを行ってきました。
「文武両道の実践」と「自らの力で現代社会を生き抜く力」を身につけることを目標に、生徒諸君そして教職員に新しい取り組みに挑んでいただきました。
2019年末から始まったコロナ禍の中、早期の緊急対応が可能となった部分もありましたし、逆に断念しなければならない取り組みもありました。
ようやく先の見え始めたコロナ感染の終息を前に、私の役目はひと区切りとなったことを実感しています。
校長としての任期中、多くの生徒と沢山話をする機会がありました。
入学式や卒業式、始業式や修了式、全校集会などにおいて、その都度私の思いを伝えさせて貰いました。
いつの日か振り返ったときに、私が伝えたかったことを思い出してくれれば幸いだと思っています。
永かった私の航海も、今日をもって終わりを迎えます。
多くの乗組員(生徒・保護者・教職員)と共に過ごした日々に、改めて感謝を申し上げます。
また、本ブログを通して、本校にご興味を持っていただいた皆様にも心より感謝申し上げます。
皆様に直接感謝の言葉を申し上げられず大変心苦しいところですが、本ブログの最後の更新をもってご挨拶に代えさせていただきます。
教育に携わる人間としてはまだまだやり残したことが沢山あります。
今後は新たな場所で、引き続き教育活動に携わっていきたいと思っています。
私自身は任期満了をもって本校を離れることになりますが、皆様には今後も変わらずに本校をご支援いただきたくお願い申し上げます。
私の教員としての原点は、ここ正智深谷高校です。
25年間にわたる本校での教員生活を糧に、新天地でも自分自身のマイベストを尽くして努力していきたいと思っています。
そして、この空はつながっています。
いつの日か皆様と再びどこかでお会いできることを願っています。
BE SHOCHI.
正智深谷高校はいつも私の中にあります。
皆様も同じ思いでいていただけることを祈り、最後のブログ更新とさせていただきます。
精一杯の感謝と御礼の思いを込めて。
本当にありがとうございました。
校長 加藤慎也