正智深谷高等学校 School Guide 2021
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G‐CAT Festival1年次から取り組んできたG‐CATプログラムの最終章。展示や発表などの様々な形でアウトプットし、これまで経験してきた学びや取り組みを振り返りながら、進路に繋げていきます。企画から運営まで全て生徒主体でおこない、一人ひとりが成長した姿を堂々と披露します。石垣島コースは海上保安庁を訪問し、巡視船見学や海上保安官とのフリートークを通じて海の安全や青い海を守るための学習、無人島体験ではモノの大切さや、自然体験(マリンスポーツ、星空観察)、環境問題を学びます。また、3コース(石垣島・黒島・西表島)に分かれフィールドワークやプレゼンテーションをしながら環境問題やクリーンエネルギー、生物などの学習をします。今回G‐CATを通じて1つの課題が見つかりました。それは海外などから流れ着くゴミです。ペットボトルなどの沢山のゴミにより、景観は損なわれ、生態系も崩れてしまいます。「SDGsの14番 海の豊かさを守ろう」を実現するために、今私ができることを実行していきます。Pコース 浅見 雛乃 さん(寄居町立男衾中学校 出身)石垣島Student's voice世界の中心でダイバーシティを体感し、キャリア実現に向けた一歩を踏み出すコースです。様々なバックグラウンドをもった現地大学生と交流をし、英語で伝えること、英語なしでも伝わることを体験しました。さらに、現地で働く日本人との交流は、夢を応援してくれる人に出会える最高の時間を得ることができます。思い切って語った僕の夢にニューヨーカーは本気で興味を示してエールをくれたので「道標をはっきりさせて本気で実現しよう」と決心しました。NYは自分の夢と可能性に刺激を与えてくれます。Hコース 島本 海丸 さん(太田市立西中学校 出身)ニューヨークStudent's voice教育が行き届いていない現地の小学校を訪問し、日本の運動会や縁日を行い「学ぶことの楽しさや重要さ」を伝えました。また、法人や起業家を訪問し貧困から抜け出し、自立・成長するために企業や社会は何をすべきなのかを考えました。研修旅行を通して、自ら働くことをリアルに捉えるとともに、国際的視野の重要性を実感することができます。カンボジアの方々は「笑顔は最強のコミュニケーションツール」だと教えてくれました。どんな時でも彼らのような素敵な笑顔を持ち続けたいと思います。 オークン!Hコース 河田 涼乃 さん(深谷市立豊里中学校 出身)カンボジアStudent's voice世界の最先端技術が集まるシリコンバレーで、ビジネスアイディアを現地で活躍する投資家の方々に提案します。さらに起業家や、スタンフォード大学院生とのセッションを通して、夢を実現するためのヒントを得ることができます。世界的に有名なGoogleやApple Parkなどの最先端技術の発信地を訪問し、「自分を変えてみよう!世界で活躍する現地の方々のようになりたい!いや必ずなるんだ!」と強く思いました。この研修旅行での出会いは、かけがえのないものになりました。私の考え方を180度変えてくれたこの経験を、ぜひ未来の後輩たちにも味わってほしいです。Iコース 齊藤 紅緒 さん(熊谷市立妻沼東中学校 出身)シリコンバレーStudent's voice3年次 事後学習世界的な状況を鑑み、国内5コース 北海道・東北・四国・奄美大島・石垣島に変更となりました。今年度もG‐CATの探求型研修旅行の目的(SDGs・交流・発信・考察)は失わず、2019年度に負けない充実したプログラムを用意しています。行き先については、今後も世の中の情勢を考慮して検討をしてまいりますが、G‐CATプログラムの核となる行事であることには変わりありませんので、行き先に関係なく生徒たちにとって充実した内容を提供していきたいと考えます。2030年までに、世界の人々があらゆる垣根を越えて協力し、誰も取り残すことなく、より良い世界を実現しようと2015年に国連で決まった17の目標(17のゴール)のことです。現在の活動を通して、未来を変える目標となります。SDGs/持続可能な開発目標エスディージーズ生徒の安全を最優先に考慮した2020年度の研修旅行について11

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