10月3日(木)、寄居町立城南中学校にて、本校教員による出前授業を行ってまいりました。
今回は国語・英語・理科の3教科を実施いたしました。
国語では敬語についての授業を実施しました。
礼儀正しくあるために、はたまた人との距離を一定に保つためにも使われる敬語。普段の生活でも先生や先輩に対して使う敬語ですが、「この表現で正しいのかな」、「これって失礼になっちゃうかな」と意識することは意外と少ないかもしれません。高校入試の面接でも、その先の社会でも使うものだから、今のうちに意識を高めていきましょう!
英語では接頭辞・接尾辞、語幹についてのお勉強。英単語をつくるパーツのことです。
dogやcatくらいならいいけれど、長い単語になると覚えるのはとても難しくなりますよね。そんなときは単語をパーツに分けてみると、捉えやすくなります。例えばtransportation。少し長いですが、この単語はtrans-(向こうへ)、運ぶ(port)、ion(名詞をつくるためのパーツ)という3つのパーツに分けられます。「向こうへ運ぶこと」、転じて「輸送・輸送機関」という意味になります。英単語を無機質なアルファベットの羅列としてではなく、意味を持った様々な構成要素の組み合わせと捉えれば、単語を覚える負担は軽減されるはず。
理科では密度についての講義と実験が行われました。
「密度って何だっけ」と考え直すところから始まり、身近な科学のお話、最後は液体窒素を使った実験を行いました。凍らせたバラがバラバラに!というジョークを交えつつ。凍らせたマシュマロの独特な食感に舌鼓をうちつつ、楽しく復習できましたか?
中学3年生の皆さんは希望進路の実現に向けた動きがいよいよ本格化してきますね。今回の出前授業が「よし、高校に入るために頑張ろう!」というモチベーションのさらなる向上につながれば嬉しいです。
最後に、城南中学校の皆さん、素敵な時間をありがとうございました。