2月17日
鹿児島コース生徒は本日も元気いっぱいで過ごしました。今日は高速船にて指宿港から2時間半弱で種子島に到着。まず訪れたのが「千座の岩屋」、種子島の東海岸は、太平洋の荒波に洗われてできた海蝕岩が見られますが、なかでも波に浸食された奇岩の広がる浜田海浜一帯にある「千座の岩屋」は、種子島最大の海蝕洞窟で、中には千人が座れるともいい伝えられているようです。洞窟に入れるのは干潮時のみ、その時間を狙って見学です。自然が作り上げた岩のオブジェの美しさは、幻想的な雰囲気も漂わせています。沖合にちらばる岩礁もすばらしい景観を誇っており、生徒たちは写真をとってその美しさに感動していました。
続いては「JAXA種子島宇宙センター」見学、宇宙科学に興味がある生徒も多く、鹿児島の南、種子島東南端の海岸線に面し世界一美しい発射場といわれているこのセンター見学を大変楽しみにしていた様子が伝わって来ます。
ところが、本日予定されていた種子島からのロケット打上げが打ち上げが失敗し、燃料を積んだロケットがそのままセットされて規制が解除されなかったため、残念ながら宇宙センターに入れませんでした。そのため、千座の岩谷の後、発射台から4キロの長谷展望公園に行き、発射台にセットされたままのH-3ロケットを遠くから眺めてお弁当を食べました。
とはいえ、それもこれもみんな特別なこと。屋久島経由で指宿から種子島に向かう高速船で種子島に着く直前、高速で運航する船内から発射を見守ったあのドキドキ感、固唾を飲んで見守ったあの瞬間も良い思い出です。
そのあとトンミー市場でお買い物、たんかんを箱買いしている生徒もいました。
そして、港に向かう道中でマングローブパーク、雄龍雌龍の岩(夫婦岩)を見学して高速船で屋久島に向いました。
今夜のホテルは屋久島です。一行は種子島から高速船で1時間弱、乗船するのも慣れたもの、何事も経験が自信に繋がっている様子が見てとれました。
明日は屋久杉ランドをトレッキングする予定です。
