深谷市総合防災訓練が行われました。本校は例年どおり本訓練に参加しました。
シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカ合衆国の南カリフォルニア州で生まれた、地震の一斉防災訓練です。「そのときにいる場所」で地震が発生したと想定してとっさに身を守るという自発性が求められる訓練です。
ShakeOut(シェイクアウト)は造語です。アメリカの地震研究チームが「地震の揺れに備えて!」という掛け声をイメージして作ったとのことです。
シェイクアウト訓練とは地震の際の初期行動の訓練で、次の3つの行動から構成されます。
1 DROP まず低く(机の下にもぐる)
2 COVER 体を守り
3 HOLD ON 動かない
1 DROP まず低く
「シェイクアウトの合図があったときにいる場所」で地震が発生したと想定し、
まずはその場で姿勢を低くします。屋外にいる場合は、飛来物が当たるリスクが少ない場所を探します。
2 COVER 体を守り
落下物から頭を守るために、机やテーブルの下に潜り込みます。屋外で潜り込む場所
がない場合は、カバンなどで頭を守ります。
3 HOLD ON 動かない
姿勢を低くして頭を守った状態で、揺れが収まるまでじっとしています。
今回は実践的な訓練になるように生徒には事前に告知されていませんでした。
1分間という短い時間の訓練でしたが、生徒の皆さん、いかがだったでしょうか。
訓練終了後、一斉放送で教頭先生から、「災害は忘れたころにやってくる。いざという時に、おかしもち という話がありました。
お…押さない(友達や先生を押さない)
か…駆けない(走らない)
し…喋らない(友達と喋らず先生の話を聞く)
も…戻らない(忘れ物などを取りに戻らない)
ち…近づかない(危険な場所に近づかない)
教職員、生徒が実施しました。事務室でも皆様が適切に行動していました。各教室でもしっかりと行動できたようです。皆で防災意識を高めて、いざという時に、どこにいても、自発的に行動できるようにしましょう。校長 亀山典幸