過日、本校の生物研究会から深谷市の環境課の方に、特定外来種であるクビアカツヤカミキリの標本2体を贈呈いたしました。
クビアカツヤカミキリは桜の木や桃、スモモの木を短期間で枯死させます。多くの自治体がその駆除に懸賞金を掛けるほど、駆除の緊急性が高い特定外来種です。成虫の体長は約25mm~40mm。
深谷の桜を守ろう!ということで、昨年度から正智深谷高校生物研究会は深谷市環境課と提携して特定外来種であるクビアカツヤカミキリの駆除を行っています。
昨年度の結果から、市民の方々へのクビアカツヤカミキリの駆認知を上昇させるためには実物の標本が有効であるだろう、という結論になりました。
昨年度作成したクビアカツヤカミキリのはく製を、居場所をわかりやすい形にしたジオラマ風標本に生物研究会がリメイクしました。
市民の皆様のクビアカツヤカミキリの認知を向上させる目的でこの2体は市庁舎環境課に置かれることになります。
生物研究会では、今後も公民館や他の自治体にもこちらの標本を寄贈し、埼玉県北部の桜を守る活動を積極的に行っていくとのことです。皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
校長 亀山典幸