その2です。ダンス部での発表の様子を紹介します。
また、インタビューの続きです。
①全く話せなかった日本語で質問し、答えてくれました。聞き取りはほぼ完璧でした。日本語で話すのも本当に上手になりました。クラスの仲間も1年でこんなに話せるようになったことに驚嘆していました。外国語の学習のコツも話してくれました。生活の中で知ったり使ったりした単語をノートに書いて覚えたのが一番良い勉強法とのことでした。
②皆さんに残す言葉はあるかとの質問には、担任の春山先生とダンスの加藤先生には感謝しています。本当に楽しかった。最初は言葉の壁でなかなか友達もできなかったけど、今はたくさん友達もできて本当に良かった。今では友達に心の内も話せるようになったと涙ぐみながら語っていました。良い思い出ができたようです。
③台湾に戻った後は大学に行き、建築学を学ぶとのこと。日本と異なり、5年間通い、卒業すると24歳になるとのこと。日本でいうところの一級建築士になって、三階建ての一戸建て住宅などを作りたいと意気込んでいました。
④食べ物の話になり、納豆は食べられるけど、ゴボウは食べられないとのこと。硬くて食感が苦手のようです。
彼女について担任の春山先生とダンスの加藤先生に話を伺いました。
「いつも明るく元気で、人懐っこく、マスコット的な生徒でした。英語も話せますが、中国語が母語です。通常は日本語で会話し、クラス内に中国語を話せる生徒がいるので、その子とは中国語で話していました。彼女は今後大学では建築学を学びたがっています」と担任の春山先生は話していました。
また、ダンスの加藤先生は「好奇心旺盛で、ダンスに対して積極的。何事に対してもまじめでコツコツやる性格で、動画を見て自ら進んで問題を解決するタイプの生徒です。他の生徒よりは年が上の分、大人っぽく感じました」と語っていました。
たくさん飾りのついている制服は、台湾の留学生の習慣で、留学先の思い出を制服に飾ったものです。長野や新潟のピンバッジ、東京ディズニーランドンのマスコットキャラクターなどが飾り付けられています。とても重そうでした。たくさんの忘れられない思い出です。
正智深谷高校での良い思い出を胸に台湾でますますご活躍されることをお祈りいたします。
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校長 亀山典幸