推薦入試対策指導

正智深谷高校の総合進学系では多くの生徒が指定校推薦入試で大学に進学しています。指定校推薦入試で進学するためには小論文や面接などの推薦入試対策が必要です。正智深谷で実施されている推薦入試対策指導、指定校推薦での進学状況をご紹介いたします。

①志望理由書を作成するための進路指導

大学受験の推薦入試では志望理由書の記載が求められます。提出書類としてだけでなく面接試験でも自身の志望理由書に対する質疑応答が行われます。志望理由書は志望校への思いを語る大切な文書になるため、十分な準備期間が必要です。学部学科選択のための大学授業の模擬講義や個々の大学の入試担当者との個別相談会などを通して、大学研究を行い、志望理由記載の準備を進めます。正智深谷高校ではこの志望理由書を作成するための進路行事が2年次後半から実施され、3年の受験期には担当教員が個別指導で志望理由書の添削指導を行っています。

本校オリジナルの推薦入試対策テキストの一部抜粋です。本校では毎年130ページにも及ぶ小論文・面接対策テキストを編集し、生徒の受験対策用に配布しています。小論文の書き方・面接対策・志望理由書の 記載方法・前年度の大学別の面接質問例・読書リストなどが掲載されており、指導にあたる先生方もこのテキストを用いて生徒の受験指導を行っています。

②小論文講習・小論文個別添削指導

推薦入試で課されることが多い小論文についても土曜講習や0時間目講習を受講することで書き方の基本を身につけることができます。講習を受講し、小論文の書き方の理解が進んだところで小論文模試を受験し、実践力を高めます。受験の直前期には分野別の担当の教員による個別添削指導が実施され、自身が受験する大学に合わせた小論文個別指導を受けることができます。

③推薦入試対策講習・模擬試験の実施

近年の推薦入試では英検などの英語外部試験のスコアや取得級が条件になる大学が増加傾向のため、正智深谷では英検対策講習を実施しています。さらに、大学入学後の学習に対応できるように基礎学力が定着しているかを確認するための模擬試験を1・2年生のうちから全員が受験。3年生では推薦入試で必要になる小論文講習を選択受講することができ、模擬面接については推薦入試出願予定の全生徒に実施して受験までの準備を行います。

総合進学系で実施している進学講習・模擬試験

④指定校推薦での進学状況

正智深谷高校の総合進学系では大学進学者の7割以上の生徒が指定校推薦入試で進学をしています。正智深谷には多くの大学の指定校推薦枠(143大学764名分)があり、面接・小論文・志望理由書などの推薦入試対策指導を受けて、2021年度～2023年度入試の指定校推薦出願者は全生徒が合格をし、大学に進学をしています。以下に掲載の指定校推薦一覧は143大学の指定校のうち56大学分を抜粋した一覧です。

総合進学系大学進学者の入試方式

主な指定校推薦枠　文系

主な指定校推薦枠　理系

主な指定校推薦枠　医療系