2月22日
GCATインドコースよりレポートです。
◼️日本語センター学生との交流
G-CATとは、「グローバル」、「キャリア」、「アカデミック」、「ツアー」の頭文字をとったもの。今回の旅行では、各コースがこの標語の実現に向けて現地の人々との交流を中心にしたプログラムが用意されて、長い時間をかけて準備してきました。
インドコースの最大のプログラムが日本語センター学生との交流です。まず、日本語センター所長の那須川先生からプレゼンデーション、続いてインドの学生が日本語でプレゼンテーションをしました。本校の生徒たちはしきりに頷き、時には感嘆の声をあげるなど、会場を大いに盛り上げてくれました。また、発表者が変わって準備のために時間が空いた時には、プレゼンテーションの班で固まり打ち合わせを始めるるなど、すこしでも良いものを提供しようとみんなが頑張っている姿がありました。
本校生徒のプレゼンテーションは、日本を英語で紹介することが共通のミッションです。日本人がインドについて持つイメージ、日本の四季、高校生の文化・生活、アニメ・オタク文化、部活、人気の俳優など色々な面から紹介しましたが、英語の壁が高く、四苦八苦している様子が伝わってきました。この経験を機に、英語を学ぶことの意味が解し、今後の学習につなげてもらいたいと感じました。
最後にはインドの学生とのダンスパーティーが行われました。インドの映画には必ずダンスのシーンが挿入され、インド人とダンスは切り離せません。最初はもじもじしていた本校生徒ですが、インド人の積極的な誘導にのり、徐々に会場が盛り上がって熱気に包まれました。時間をかけて英語のプレゼンテーションを練習して、コミュニケーションをとろうと頑張ってきました。しかし、ダンスでいきなり互いの距離が近づく。ノンバーバルなコミュニケーションの破壊力をまざまざと見せつけられました。
時間を過ぎても生徒たちはバスに乗り込もうとせず、お互いに自己紹介したり、写真を取り合ったりするなど、名残惜しそうにしていました。そして、いつも通り、スケジュールが押していき、添乗員の中畑さんが焦り始めました。
◼️スペシャルゲスト
夕食会場には、インドの日本大使館から、栗原一等書記官が駆けつけてくれて、生徒にインドについて熱く語ってくれました。最後の質問コーナーでいまの高校生に何かメッセージをお願いしたら、「またインドに来てください」とのことでした。栗原書記官は話を終えた後も会場に残ってくれ、そこに生徒が個別に質問に行く姿が見られました。生徒が一回り成長してくれたことを感じた光景です。