2月22日
GCATカンボジアコースから4日目のレポートです。
当初、カンボジアの暑さに苦戦していた生徒たちもだいぶ慣れてきました。
そして、今日もまた素敵な出会いがありました。2班編成で午前午後で入れ替えてプログラムに臨みました。
午前はクマエバナナペーパーを訪問しました。こちらは山勢さんという方が立ち上げた事業です。情熱大陸に取り上げられたり、高校の英語教科書の題材にもなったりしたので、ご存知の方もいるかもしれません。
当初、ボランティアで渡ったカンボジアで、本当に役に立つことは何か?と試行錯誤してたどり着いたのが、バナナの木を使った紙作りでした。まだ高校生とそんなに年齢が変わらない山勢さんが自分のやりたいことと、カンボジアの人たちに仕事を提供することをマッチングさせて取り組む姿から、正智生も将来のことを考える上で大きな刺激になったようです。
午後はむつみ日本語学校というところを訪問しました。むつみ日本語学校では、元中学校の校長先生が定年後、カンボジアに渡り、無償でカンボジアの子どもたちに日本語を教えています。むつみ先生は子どもたちが生きていくために、日本語のみならず、礼儀や人としてのあり方を教えています。ここでは、正智生が日本語の先生として、日本語を教え、また子どもたちからクメール語を教わり、一緒にパプリカを踊りました。最後に日本の歌や宮沢賢治の詩などを披露してくれました。
別れ際は泣き出す生徒もいました。日に日に生徒たちが成長していく様子が実感でき感動の毎日です。これから私も変わらなきゃと言ってくれた生徒もいました。
明日はカンボジアで過ごす最終日。世界遺産アンコール寺院群を観光します。