校長講話

11月29日(月)

本日1時間目に校長講話がありました。

本来なら体育館で全校生徒が揃って話を聴くはずが、今回も各教室にて放送での講話となりました。

合掌に黙想と心を落ち着かせた上で、話が始まりました。

新型コロナウイルスへのワクチン接種もすすみ状況が落ち着いてきたと思った矢先に、新たな変異株の出現とまだ油断を許さない毎日です。感染防止の意識をもって引き続き換気の協力等出来ることをしっかり行っていきましょう。

今週水曜日より定期テストがはじまります。12年生にとっては後期中間試験②、そして3年生にとっては卒業試験となります。教室を見回っていると、朝早くからまた放課後残って勉強している人を多く見かけます。毎日しっかりと努力をして大切な試験に臨んでほしいと思います。

本日はどうしても話をしておきたいことがあります。それは、みなさんもニュースでも目にしていることです。愛知県の中学2年生が加害者被害者となり、尊い命が失われている大変胸が苦しい事件のニュースです。小さな不満によっておこってしまったとの経緯による事件です。人と接している中では不満や、うまくいかないこともある。他の人と接すれば考え方や意見の違いに悩むこともよくあることです。担任からも話があったかと思うが思いやりをもって生活してほしいと思っています。

浄土宗宗門校である本校で学んでいるみなさんには、「利他精神」相手を思いやる気持ち、人を大切に思う気持ちを改めて意識していってほしいです。

意識するということは、例えば挨拶をするということも同じことです。

皆さんの登校の際に挨拶をしていると、気持ちの良い挨拶がありますが、挨拶をされたら気持ちよく返せるという思いやりのひとつです。また、プリントを配布する際に、みなさんにまわしてもらう際に、最後の人の分が足りないと気付いた生徒が先に自分の分のプリントを友人に回してあげたことを目にしたことがあります。その時、なんと思いやりをもてる生徒だと感心したことがあります。日常の中に小さな思いやりをもっていくこと、そして自分を鍛え磨いていってください。

周りの人の評価は周りの人の評価です、自分としては自分ということをしっかり

また、もし悩みがあった際にはいちばん相談しやすい人に一言声をかけてください。

私の校長室の扉も空いています。何かあればいつでも遠慮なく訪ねてきてください。

まもなく12月に入り、今週の定期試験です、進路に向かって自己をみつめて頑張ってほしいと願っています。

最後に校長の今後の予定における決意と今年の仕上げをしっかりして目標に向かって頑張ってほしいと応援メッセージが添えられました。

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