GCAT北海道コース 5日目

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連泊の疲労が徐々に見え始めた5日目ですが、本日は札幌から南下して到着した先は、「ウポポイ(民族共生象徴空間)」見学、アイヌ文化を学びます。「ウポポイ」とは、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するそうです。

アイヌ民族は日本列島北部周辺、特に北海道の先住民族です。日本語と系統の異なる言語の「アイヌ語」をはじめ、自然界すべての物に魂が宿るとされている「精神文化」、行事などに踊られる「古式舞踊」、独特の「文様」による刺繍、木彫り等の工芸など、アイヌ文化の歴史・文化・芸術をたっぷり学びました。まずは25分間の伝統芸能を鑑賞し、アイヌ国立博物館見学、その後班ごと自由見学をしました。 先住民の尊厳を尊重し多様で豊かな文化を持つ活力ある社会を導いていくことの重要性を強く感じた時間となりました。アイヌ文化の多彩な魅力に触れることで生徒にとっては、道内でたびたび目にするアイヌ語由来の地名や店名などが、ぐっと身近に感じられる様子でした。

 午後は「白い恋人パーク」へ移動します。工場見学をはじめ、お絵かき体験、SDGs学習。パークといえどもここでも学習は止まりません。国際基準の品質管理と環境への取り組みを主としたISHIYAさんのSDGsへの取り組み、おいしいお菓子の香りと共に人へも環境へもやさしさを与えてくれる企業の努力を学びました。

 夜はサッポロビール園にて、ジンギスカンの食べ放題。北海道のグルメを堪能し続けている生徒たちは、今夜もおなかいっぱい笑顔いっぱいです。

いよいよ明日は最終日。エネルギーチャージして明日に備えるに相応しい一日の終了となりました。元気な姿で帰宅したいと思います。

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