世界史人物探究 発表を通して

土曜講座の一環として3年生を対象に実施している「世界史人物探究」の授業を見ました。

これまで学習した内容を踏まえ、各自が興味を持った世界的偉人を取り上げその生涯について様々な視点からメスを入れてレポートにまとめてスライドを使って発表するというものでした。

 

8人が発表しました。本校では生徒全員がiPadを使用しているので、プレゼンテーション用のアプリケーションソフトはKeynoteを使用しています。

 

取り上げた人物の時代も地域も様々でした。さすが3年生だけあって、教科書で学習した内容を深堀する形で構成されていました。いわゆる偉人を研究したので、その偉人が偉人と認識されるポイントには全員がしっかりと触れるとともに、各自が自分の視点から、更に深化させていました。

 

いくつかの作品については提示された資料から多くの時間をかけて調べたことがわかる内容になっていました。いわゆる傑作だと思います。また、プレゼンの仕方も聞いている人を引き付ける能力にたけた人もいました。ちょっとした問いを発したり、間を入れたりすることによって、一気に聴衆を自分の世界に誘っていました。

 

一人発表するごとに担当の先生がコメントしていました。その地域のその時の時代背景や人間関係など発表した内容に関してあまり知識がない人にも分かるような短いコメントを添えていました。あるいは自分でも調べてみようかなと感じさせるアドバイスでした。

 

担当の山本先生は

「偉人の功績はもちろんですが、教科書に載っていない部分にも触れていたり様々な角度から触れていて、私も勉強になりました」と話していました。

 

発表した生徒の皆さん、お疲れさまでした。また、全員がこれまで長い時間をかけていろいろと調べてきて、皆に分かりやすいプレゼン資料も作成したと思います。そうした技能を今後にいかしていただければと思います。 校長 亀山典幸

 

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