学校長あいさつ


学校長 亀山 典幸
グローバル化、情報化、生成AIやIoTといった新たな価値の創造により、社会全体の価値観や生活スタイルが大きく変わりつつあります。また、環境問題、災害の激甚化、都市への一極集中、地方の過疎化など解決すべき課題も山積しています。ある意味、現代は「海図なき時代」と言えるのかもしれません。
そこで本校では、こうした未知の問題に果敢に挑戦して、自分の頭で考え、自分なりの解決策を導き出す柔軟でありながら、堅固な意志を持つ人材の育成を目指して今年度より2年間をかけて新たな改革を始めます。概要は以下のとおりです。
これまで学業の充実と学校行事や部活動の推進に取り組んできました。結果として、特進を中心とした生徒が国公立大学や難関私立大学にも進学してきました。特別活動では全国レベルで活躍する生徒も多数います(令和6年度、女子卓球部、男子バスケットボール部、サッカー部、弓道部、生物研究会が全国レベルで活躍)。今後は、学業と部活動等の特別活動の両立を図ることはもちろんのこと、多様化(ダイバーシティー)と包摂性(インクルージョン)といった今後必要とされる視点にも力を入れながら、これまで以上に積極的に生徒全体の学力の増進にも努めていきます。
正智深谷高校は、生徒一人一人の「挑戦する気持ち」と「やればできるという気持ち」を大切にしつつ、生徒と先生が笑顔で集う学校、ともに切磋し合う学校、そんな学校を目指しています。子どもたちの笑顔と夢の実現のために、「挑戦」や「努力」を惜しまず、そのすぐそばで、支え包み込む教職員や先輩たちがたくさんいます。安心して本校での高校生活に打ち込んでみてはいかがでしょうか。
正智深谷高校は子どもたちに寄り添いながら「新たな世界」を見据えていきます。本校の入学式で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
