黒島は牧畜が盛んで、200人ほどの人口に対して、約2000頭の牛が暮らしています。
通称「牛の島」。
そして上空から見たその形も特徴的。
そのためつけられた別名は「ハートアイランド」。
いくつもの名前を持つこの島で、生徒たちは今日もたくさんのことを学習しました。
畜産体験では、黒島の産業の柱となっている黒牛について学びました。
畜産農家の皆さんのお話を聞いたり、餌やりなどの体験をしたり。
お昼には牛そばを食べて、命にまた深い感謝を。
黒島研究所では、海洋生物について研究員の方からお話いただき、最後にはウミガメの放流にも立ち会いました。
実際にウミガメに手を触れられるというのも、ここでしかできない体験です。
島内散策スタンプラリーでは、自転車に乗り、島のあちこちを駆け巡りました。
要所要所にあるポイントで島の文化にも触れました。
一見楽しいだけの今日の経験。
しかしその裏には、いくつもの社会課題があります。
フードロス。
海のゴミ。
人口の減少。
などなど…。
それに気付かされる一日でもありました。
明日はこの旅の最後の日。
後ろ髪引かれつつ、それでも以前の自分より少しでも成長した姿で帰れるように
最後まで良い旅となることを祈って。