今回の『Mind Charging』は、アメリカのプロバスケットボール『NBA』のスター選手として活躍した『コービー・ブライアント』の名言です。
歴史のある名門チームである『ロサンゼルス・レイカーズ』のシューティングガードとして、チームの勝利に貢献。プレースタイルも近く、同じポジションであることから『マイケル・ジョーダン』と比較されることも多々ありましたが、ジョーダンに負けず劣らずNBA歴代2位の1試合81得点の記録を筆頭に、数々のタイトルを獲得しました。
2020年1月26日に、カラバサスヘリコプター墜落事故により、41歳の若さで生涯を終えたコービー。墜落事故の日は、NBAで『ニューヨーク・ニックス』と『ブルックリン・ネッツ』の試合が開催されました。
その試合で彼の背番号である『24』にちなみ、バスケットボールのルールである、オフェンスは24秒以内にシュートを打たなければいけないというものを使い、試合が始まってすぐのオフェンスであったネッツが相手側のコートへドリブルでゆっくりと進み、シュートを打つポジションに。そこでボールをキープしたまま24秒間停止。
24秒が経過し、次はニックスがオフェンスに。ニックスも全く同じことをしました。その間、選手は静止し、その様子を見つめ、それを見ていた観客はスタンディングオベーションと共に、会場が割れんばかりのコービーコールだったそうです。
今回の言葉は、おそらくデビュー当時から注目され、多大なプレッシャーに打ち勝つために自身に言い聞かせていたものだと思います。多くのファンに愛され、NBAの歴史にその名を刻んだスター選手の『覚悟』を感じてみてください。
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